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第2回:論理的思考力と問題解決能力が育つ 〜プログラミングが「考える力」を鍛える理由〜

前回の記事では、なぜ今、子どもたちにプログラミング教育が必要なのかについて、その社会的背景や教育的意義をお話ししました。今回はもう一歩踏み込んで、プログラミングを学ぶことで子どもたちにどのような力が身につくのか、その中でも「論理的思考力」と「問題解決能力」に焦点を当てて考えてみたいと思います。

プログラミングは「順序立てて考える力」を育てる

プログラミングとは、ある目的を達成するためにコンピューターに命令を出すことです。しかし、ただ命令を並べれば良いわけではありません。「まずこれをやって、それが終わったら次にこれをやる」というように、順序や条件を考慮しながら、正確に手順を組み立てていく必要があります。

たとえば、「キャラクターを右に3歩動かし、ぶつかったら止まる」という処理を考える場合、以下のように考える必要があります:

1. 右に3歩動く
2. 壁にぶつかったかどうかを判定する
3. ぶつかっていたら動作を止める
4. ぶつかっていなければ次の動作へ

このように、プログラミングでは一つひとつの処理に「理由」が必要であり、その理由を整理して順序立てて表現することが求められます。この訓練は、子どもたちの「論理的に物事を整理する力」を自然と鍛えることにつながります。

「バグ」が子どもを強くする

プログラムは、少しの間違いで思った通りに動きません。例えば、記号を一つ間違えただけでエラーが出たり、命令の順番を間違えただけで期待とは違う動作をしてしまいます。

しかし、これは逆に大きな学びのチャンスでもあります。なぜうまくいかないのかを考え、原因を探し出し、修正して再実行する──この一連の作業を通して、子どもたちは「失敗してもいい」「失敗から学べばいい」という姿勢を身につけていきます。

実際、多くのプログラミング教室では「失敗は宝」と教えています。うまくいかない経験があるからこそ、成功したときの喜びが大きくなり、それが自信となって積み重なっていきます。

自然と身につく「PDCA思考」

プログラミングの学習過程は、ビジネスでもよく使われる「PDCAサイクル」に近いものがあります。

P(Plan):どういう動きをさせるか計画を立てる
D(Do):実際にプログラムを作って動かす
C(Check):思った通りに動いたか確認する
A(Act):うまくいかなかったら修正し、再挑戦する

これを何度も繰り返すうちに、子どもたちは自然と計画を立てて行動し、結果を分析して改善するという「問題解決の型」を身につけるようになります。これは、学校の勉強だけでなく、日常生活や将来の仕事の中でも極めて役立つスキルです。

「正解が一つではない」世界で育つ柔軟な発想

プログラミングには「これしかない」という正解はほとんど存在しません。同じ結果を得るための手段は無数にあり、子どもたちは自分なりの方法で試行錯誤を重ねながら答えにたどり着きます。

このような自由度の高い環境では、「どうやったらもっとよくなるか?」「もっと面白くするには?」という探究心が自然に育ち、柔軟な発想力や独創性も磨かれていきます。

学力アップにもつながる意外な効果

プログラミングで得られる論理的思考力や集中力、問題解決力は、他の教科の学習にも好影響を与えます。特に算数や理科との相性は良く、「数の規則性」や「条件分岐」といった概念を実際の操作を通じて体感できるため、理解が深まりやすいのです。

また、何度も失敗と成功を繰り返す中で「考え抜く力」「粘り強さ」も鍛えられ、これはテスト勉強や受験勉強などにも生かすことができます。

まとめ:考える力を育てる“最高の教材”としてのプログラミング

プログラミングは、単なるスキルではありません。子どもたちの「考える力」「問題に向き合う力」「あきらめずに工夫する力」を育てる、まさに現代における“最高の教材”なのです。

次回は、このような論理的な力に加えて、子どもたちの創造性や表現力をどのように引き出すのかを中心に、プログラミングの持つ“創造の可能性”についてご紹介します。

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